ダイエットをする!
筋トレをする!
勉強をする!
などと言って続かなかった、もしくは始めることさえできなかった経験は誰にでもあると思います。
先送りにしてしまう
やるべきことを先送りにしてしまう傾向がある人は、「完璧主義な人」や「自己批判が強い人」が多いんですって。
ストレスが脳を占めてしまって本当にしないといけないことを考えらなくなるからだそうです。
人間の脳の科学理論
「目標をたてて、ワクワクした気持ちで始めてみたけど、続かなかった」なんてあるあるですよね。
これは科学的な根拠があるみたいです。
人間の脳は、変化を嫌います。
生命の本質として、「今のままが安全」という選択をしてしまうそうです。
過去の経験上、戦争が危険だと分かっているのに今から戦争の環境に身をおくのは嫌ですよね?
また、新たな決断(新しいことを始める)をすることも苦手です。
新しいことを始める=変化です。
では、変化の反対は…
「習慣」です。
そして、人間の脳が好むのは、楽なこと(効率が良いこと)です。
効率的で、無意識のうちにストレスを感じることなく行えること。
呼吸をするのにストレスを感じますか?
呼吸もある意味「習慣化」されていることです。
ということは、新しく始めたことを「習慣化」してしまえば良いということになります。
また、人は疲れてしまったり、ストレスを感じてしまうと、「習慣されていること」のみを実行とします。
「今日は疲れたから、(普段していない)勉強は明日…」などという感じです。
すなわち、新しいことをする(習慣化されていないことをする)という考えが働かなくなります。
習慣化
生きているうちの約30%は「睡眠」、残り70%のうちの40〜50%は「習慣」によって成り立っていると言われています。
習慣化すると、ほぼ無感情で行動をすることができます。
「呼吸をする・歯を磨くなど」当たり前に行っている行動にいちいち感情が湧き上がってこないですよね。
つまり、「ダイエットをする」「筋トレ」をするという辛い(嫌い)と思う感情をマヒさせる(=無感情にする)ことができれば、習慣化することが可能になります。
習慣化することができれば、人生の40〜50%をコントロールすることが可能になります。
では、どうしたら習慣化できるのか。
まずは、「わくわくすること」をイメージすることです。
ダイエットをして綺麗になった自分を想像する。
試験に合格をして、あの有名な大学に通っている自分を想像する。
どうやったら稼げるかを考えて、行動をして、お金持ちになって、毎日好きなことをして過ごしている自分を想像する。
モチベーションを上げて行動しやすい自分をつくりましょう。
行動ができたら継続です。
継続する方法
継続しているうちに習慣化されます。
継続ができない人は、「急激な変化を求めている」ことが多くみられます。
すぐに痩せたい、明日できるようになりたい、など。
言うまでもなく、「継続して行動をしたからこそ結果が出るようなこと」に「すぐに結果(急激な変化)を求める」ことは不可能に近く、さらにストレスです。
では、継続する方法とは、ほとんど人が分かっていることですが、「できることから始める(苦しくないことから始める)」。
まずは、行動のハードルを下げてあげることから始めてみてください。
続かない人のほとんどが「面倒くさいから」という理由が多く、まさにモチベーションが下がるパターンです。
例えば、勉強するという習慣を身につけようと思った場合、
「準備をして、図書館までいって、自習室の申請をして、本を読む」と細かい項目が多いほど「面倒くさい」と感じて挫折する可能性が高くなります。
読みたい本を鞄の中に入れておいて、電車の中や空いた時間に読める環境にしておくと継続しやすくなります。
つまり、慣れるまで簡単に実行できる環境にしましょうってことですね。
継続力を高める
継続力を高めるためには、自分にワクワクするようなことを与え続けてあげてください。
設定していた目標をクリアしたらご褒美を与えるなど。
それは、言い換えれば「小さな変化」という表現もできます。
毎日、仕事をしている日々の中、休日にお出かけをするとワクワクしたりしますよね。
小さな変化は日常の「飽きる」ことを防ぎます。
与えることをしなくても、結果が出てくる場合もあります。
「勉強をしていて、少しずつ知識がついてきた」
「走っていて、健康的になってきた」
「成果が上がったことによって、周りの人がお祝いをしてくれた」
など、「嬉しい出来事」や、「さらに成果が上がる自分をイメージする」とワクワクしますよね。
継続に大切なのは、大きな変化ではなく、小さな変化です。
ポイントは、新しい自分になれるための目標設定です。
達成してしまったら「嬉しい」けど、そこで終わってしまいますからね ♪
さいごに
やるべきことを先送りにしてしまう傾向がある人は、「完璧主義な人」や「自己批判が強い人」ということを最初に書きましたが、何も始めることができなければ、時間だけが過ぎてしまうだけです。
ですが、ネガティブに考える必要はありません。
継続を試みていても、忘れてしまったり、失敗してしまうこともありますが、落ち込む必要もありません。
ネガティブに考えていても、良いことは何一つありませんよね?
自分を許すことも必要です。
あーでもない、こーでもないとクヨクヨと考えて無駄な時間を過ごすくらいなら、
「人生は短い時間のゲーム」
と考えて、心豊かな時間を過ごしてみてください。
イチローは、しんどいトレーニングを習慣化しているので目標を達成できている…のかもしれませんね。
なーーーんて記事を書かせていただきましたが、うさたんZもなかなか習慣化できていないことが多くて困っちゃいます(笑)
お互い頑張っていきましょう♪