FXとは?FXって何?と思われている投資初心者(未経験)の方向けに、イラストを使って分かりやすく簡単に書いて見ました。
FXとは?
難しい話は抜きにして、例え話で見てみましょう。
例え話
物(カード)に価値がつくように、世界中の通貨(お金)にも価値がついています。
1ドルの価値が、110円になったり、111円になったり、112円になったり、
もちろんドル基準だけではなく…
1ユーロの価値が、130円になったり、131円になったり、132円になったり、
1ユーロの価値が、1ドル24セントになったり、1ドル23セントになったり、1ドル22セントになったり、
円やドル、ユーロだけではなくポンドもフランも元も全ての通貨同様です。
その通貨を欲しいと思う人が多ければ多いほどその価値は上がります。
身近な例えの場合でしたら海外旅行に行く時に、行き先の国の通貨に両替(交換)しますよね。
安い時に買って、高い時に売ったら儲かりますよね?(=差益)
FXとは「Foreign Exchange」の英略です。
直訳すると、Foreign=外国の、Exchange=交換。
正式には「外国為替証拠金取引」。
FXを始めるまでのおおまかな流れ
証券会社の登録の手順から順番に見てみましょう。
証券会社の登録
①証券会社の口座を開設します
必要な情報を入力して、本人確認書類を送付するくらいです。
本人確認書類も画像で送付できる証券会社がほとんどなので、とても簡単です。
▼情報の入力はこんな感じです
入金をする
リアルマネー(本当の資金)で取引をしたい場合は、証券会社の指定の銀行口座へ入金をします。
しばらくすると、取引のチャートの残高に反映されます。
リアルマネー(本当の資金)でなくても、「デモ口座」といって自由にシミュレーションもできます。
デモ口座で取引する場合は、本人確認の提示も入金作業も不要なため、すぐにデモの取引(シミュレーション)が開始できます。
取引を始める
取引の手順について簡単に見てみましょう。
①通貨ペアを決める
どの通貨ペア(ドルと円とか)で取引をするのかを決めます。
「米ドル/日本円」「ユーロ/スイスフラン」というように、「/」で区切って2国の通貨ペアを表します。 左側を「基軸通貨」と呼び、支払う通貨を意味しています。
右側を「決済通貨」と呼び、購入する通貨を意味しています。
②ロット数を決める
どのくらいの量(ロット数)の通貨を取引するのかを決めます。
▼数量 0.10って書いてあるのが「ロット数」のことです
ロット数の数字が大きければ大きいほど、大きな金額の取引をします。
③ポジションを持つ
通貨ペアとロット数を決めたら、後はエントリー(発注)です。
エントリー(発注)をする=「ポジションを持つ」とも言います。
先ほどの例え話のカード(物)は購入した時よりも価値が上がったら利益が発生しますが、
FXは取り扱う通貨の価格(価値)が上がっても下がってもどちらでも利益を得ることができます。
▲青色(成行買い)で発注をすると、発注した時の価格より上がるとプラスになります
(逆に、発注した時の価格より下がるとマイナスになります)
▲赤色(成行売り)で発注をすると、発注した時の価格より下がるとプラスになります
(逆に、発注した時の価格より上がるとマイナスになります)
④決済をする
あとは好きなタイミングで決済をするだけです。
決済をした時点で利益(プラスの金額)や損益(マイナスの金額)が確定します。
決済(利益・損益の確定)をしない限り、価格は変動し続けるので、上がったり下がったり(プラスになったりマイナスになったり)を繰り返します。
FXの注意点
ちなみに、マイナスの金額が大きくなりすぎる(口座に入金した資金が耐えられなくなる ※1)と強制的にマイナスのまま決済 (※2)されます。
※1 (例) 口座の資金が100万円に対して、マイナスが95万円のなどの資金に余裕がない状態
※2 -95万円が自動的(強制的)に確定され、残高が5万円になる状態
比率 | 口座の残高 | マイナスの金額 | |
9 | 1 | 安全 | |
8 | 2 | 安全 | |
7 | 3 | 比較的安全 | |
6 | 4 | やや安全 | |
5 | 5 | ややリスク | |
4 | 6 | リスク | |
3 | 7 | かなりリスク | |
2 | 8 | 危険 | |
1 | 9 | もうすぐ破産 | |
0 | 10 | 全額消滅 |
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